今週の指標:ドル/円
3月15~16日でFRBの金融正常化に向けた利上げ開始が織り込まれ、ドル買いを誘う展開となりそうです。また、ウクライナ情勢の不透明感が引き続きリスク回避のドル買いの継続となります。0.25%の利上げが予定されていますが、足元では原油を始め資源相場が急騰しており、インフレをさらに抑える姿勢がみえればドル高要因となります。
先週の動き
先週のドル/円は、ロシアとウクライナを巡る懸念が継続していることで、安全逃避的なドル買いが広がりました。3月15~16日のFOMCで政策金利の引き上げが確実視されていることで、米長期金利が反発し、ドル買いにつながりました。11日(金)には、一時、1.0ドル=117.36円まで上昇し、引け値は117.28円でした。