今週の指標:ドル/円

 先週末は、ロシアのウクライナ侵攻リスクからドルが115円水準まで売られましたが、いったん落ち着けばドルの買い戻しで116円台まで戻ることになりそうです。

先週の動き

 週前半までは、ドルが強含み、115.00~115.60円のもみあいが続きました。2月10日(木)になると、1月消費者物価指数が市場予想を上回る強い伸びとなったことで金利が上昇し、利上げペースの加速懸念もあって、ドルも急騰し、一時116.34円まで買われ、116.02円で引けました。

 さらに2月11日(金)は、朝方はドルが買われ、NYダウは高かったものの、ロシアがウクライナに侵攻する可能性があるとしてNYダウは急落。ドルも売られリスク回避の円買いとなって、116.18円から115.04円までドルが下げました。引けでは115.45円でした。