今週の指標:日経平均株価
先週は、上限を2万8,000円とする広いレンジでの上下動としました。
結果的には、2万7,000~2万8,000円のレンジの中での動きとなり、営業日は11日(金)が休場のため4日間でしたが、7日(月)の2万7,085円を安値に10日(木)の2万7,880円を高値とする中での上下動でした。
2万7,500円水準を超えるのは、目先、時間がかかると思われていましたが、2月9日(水)に前日のNYダウが+371ドルと大幅上昇となったことで、一時+348円の2万7,633円まで上昇し、終値は+295円の2万7,579円となり、10日(木)は、前日のNYダウが+305ドルの3万5,768ドルと堅調だったことで+300円の2万7,880円まで上昇し、終値は+116円の2万7,696円と3日続伸で引けました。
今週は、先週末のNYダウが10日(木)と11日(金)に、2日連続の500ドルを超す下げとなり、シカゴの日経先物は▲770円の2万6,930円となっていることで、週始めの2万7,000円水準を守って反発できるか注目するところです。
また、この下落の要因となっているFRBによる金融政策やロシアのウクライナ侵攻への懸念が日本市場にどう影響するかも気になるところです。先週10日(木)に2万7,880円まで反発しましたが、目先は再び2万7,500円台から上値が重くなる可能性があります。当面のレンジは2万6,800~2万7,600円とします。