成長株はどう考えるか?

 成長株については、下げ止まりの感もあるものの引き続き下降トレンドの弱い動きのものが目立ちます。

 特にPER(株価収益率)が高いものについては、インフレにより将来の貨幣価値が低下することにより評価額が下がり、それが株価下落につながるという教科書通りの動きとなっています。

 ただ、過去の経験則からすると、金利上昇局面においてずっと株価が下げ続けているわけでもないため、逆にここからは「売られすぎ」として再び買われる場面が来るのではないかと考えています。

 前項で述べた通り、足元で強い動きとなっている銘柄は大型株が多く、それほど大きな上昇は期待できません。その一方で成長株は時に5倍、10倍という高い上昇率が期待できるのが魅力です。

 株価が下降トレンドから上昇トレンドに転じたら、成長株への買いも検討してよいのではないかと思います。それでも、PERが高すぎる銘柄については引き続き株価下落に注意が必要です。

■【動画で学ぶ】足立武志さんの株投資テクニック満載!

【投資戦略】夢のテンバガー達成3つの条件!10倍高は「◯◯株」を狙うべし

【FIRE特集】FIREするとき・した後の税金 FIREを目指すなら最低限知っておきたい注意点

【初心者向け】投資初心者は注意!株の注文方法(指値・成行)の使い分け