ランキング上位の銘柄について、最近の動向を確認!

マイクロソフト(MSFT)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近6カ月間日足チャート)

 日本マイクロソフトは、個人向けの「Surface Go 3」のLTEモデル(10万円台)とデュアルスクリーン5Gスマートフォン「Surface Duo 2」(18万円~)を1月11日に販売開始しました。

「Surface Duo 2」の最大の特徴として、シリーズとしては初となるアウトカメラ、ハイスペックと言えるトリプルカメラ(1,200万画素の「広角」、1,200万画素の「望遠」、1,600万画素の「超広角」)の搭載です。米国での発売から2カ月半、待望の日本上陸に期待感が高まるところです。

 他にも、マイクロソフトは2020年10月に発表した新しい宇宙事業「Azure Space」について、2021年12月に「Airbus」と新たな提携により、高解像度の衛星画像が「Azure Maps」に導入される予定と発表しました。

ドンフォン・モーター・グループ(489)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近6カ月間日足チャート)

 ドンフォン・モーターは中国の大手自動車メーカー。自社ブランドのほか、日産やホンダ、PSAと各合弁事業も展開しています。

 同社の2021年度の自動車販売台数は、前年比3.25%減の277万5,057台、うち乗用車は同2.6%減の225万2,496台でした。

 注目すべきは、傘下の電気自動車メーカーである嵐図汽車科技です。同社が2021年12月に納車したSUV「嵐図FREE(VOYAN FREE)」は、前月比192%増の3,330台と、8月の納車開始以来、5カ月連続で月間納車台数が前月を上回りました。

 同年9月には、深セン証券取引所に提出していた「創業板」への上場申請を取り下げ、メインボードへの上場を改めて申請する方針を示しました。世界的に電気自動車への期待感が高まる中で、同社がさらに存在感を増していくことができるか、個人的にもとても興味深いところです。