9115 明治海運 東証1部

PER(株価収益率)10.09倍、PBR(株価純資産倍率)1.25倍、配当利回り0.66%

 2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+58.6%の33.00億円、経常利益▲12.3%の23.00億円と増収・減益の見通し。

 2017年10月19日の517円を高値とする、短期の下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の299円、2019年5月14日の289円、8月13日の289円と3点底をつけて、2020年1月31日に428円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となって、3月13日の242円で底打ちとなりました。

 ここからの自律反発で4月23日に508円まで上昇後、安値を242円、高値を508円とする三角保ち合い(C)を形成し、その煮詰まったところで2021年2月24日の376円の安値から上放れして、3月17日に614円まで上昇しました。

 ここからの下げで5月27日の423円、7月20日の459円と2点底をつけて急上昇となり、9月16日に960円の年初来高値をつけ、10月5日に701円まで押し目を入れて10月19日に863円まで反発し、12月1日に676円まで下げて買転換が出てもみあっています。

<ポイント>

 商船三井、日本郵船などに対する出遅れ感が強い場合は、9月16日の960円の信用期日が3月16日になるので、この水準からの大きな上昇も考えられる。