1605 INPEX 東証1部

PER(株価収益率)7.91倍、PBR(株価純資産倍率)0.48倍、配当利回り3.99%

 2021年11月5日発表。2021年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+136.6%の5,880.00億円、経常利益+137.4%の6,110.00億円の増収・増益の見通し。

 2018年1月15日の1,529円を1番天井にして、10月2日の1,477円を2番天井とする下降トレンド(A)を形成。この中で2019年6月3日の853円、8月26日の860円を2点底にして反発し、2020年1月8日に1,217円まで上昇するものの、コロナ相場に巻き込まれて急落となり、2020年3月19日に496円の安値をつけました。

 ここからの自律反発で6月9日に816円まで上昇しましたが再下落となって10月30日に489円で底打ちとなり、上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で2021年3月8日の865円、6月28日の897円を2点天井、4月27日の718円、8月23日の716円を2点底にして反発し、10月18日に1,018円の高値をつけて12月3日に901円まで押し目を入れ、12月24日に1,031円と年初来高値更新となりもみあっています。

5991 日本発條 東証1部

PER(株価収益率)12.78倍、PBR(株価純資産倍率)0.78倍、配当利回り2.38%

 2021年11月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+138.9%の250.00億円、経常利益+85.8%の270.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。

 2017年11月8日の1,353円を高値とする下降トレンド(A)の中で、2019年8月26日に693円の安値をつけ、ここからの反発で12月23日に1,037円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となって、2020年3月17日に574円で底打ちとなりました。

 ここから6月9日に813円までいったん上昇し、8月7日の575円、11月6日の597円と3点底をつけて、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年6月3日に986円まで上昇後、押し目を入れて8月20日に744円の安値をつけ反発してもみあい、10月1日の782円を安値に急伸し、12月14日に1,063円の年初来高値更新となっています。 

9115 明治海運 東証1部

PER(株価収益率)10.09倍、PBR(株価純資産倍率)1.25倍、配当利回り0.66%

 2021年10月29日発表。2022年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+58.6%の33.00億円、経常利益▲12.3%の23.00億円と増収・減益の見通し。

 2017年10月19日の517円を高値とする、短期の下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の299円、2019年5月14日の289円、8月13日の289円と3点底をつけて、2020年1月31日に428円の高値をつけたところで、コロナ相場に巻き込まれて急落となって、3月13日の242円で底打ちとなりました。

 ここからの自律反発で4月23日に508円まで上昇後、安値を242円、高値を508円とする三角保ち合い(C)を形成し、その煮詰まったところで2021年2月24日の376円の安値から上放れして、3月17日に614円まで上昇しました。

 ここからの下げで5月27日の423円、7月20日の459円と2点底をつけて急上昇となり、9月16日に960円の年初来高値をつけ、10月5日に701円まで押し目を入れて10月19日に863円まで反発し、12月1日に676円まで下げて買転換が出てもみあっています。

<ポイント>

 商船三井、日本郵船などに対する出遅れ感が強い場合は、9月16日の960円の信用期日が3月16日になるので、この水準からの大きな上昇も考えられる。

6183 ベルシステム24ホールディングス 東証1部

PER(株価収益率)11.47倍、PBR(株価純資産倍率)1.58倍、配当利回り3.94%

 2021年10月13日発表。2022年2月期本決算予想は、前期比で営業利益+3.4%の122.00億円、経常利益+5.0%の118.69億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 2018年7月12日の2,059円をピークに、12月25日に1,106円まで下落し、ここから短期の上昇トレンド(A)を形成して、この上昇トレンド(A)の中で、2019年9月18日の1,527円を安値に11月19日に1,837円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面にツレ安し、2020年3月19日に852円で底打ちとなりました。

 ここから上昇トレンド(B)へ転換し、8月6日に1,865円まで上昇して、10月29日に1,520円まで押し目を入れ再上昇となって、2021年3月18日に1,966円と年初来高値をつけました。ここからの調整で5月13日に1,554円まで下げて7月8日に1,833円まで反発後、大きな下落となっています。

 2020年8月6日の1,865円、2021年3月18日の1,966円、7月8日の1,833円と三尊天井となって、10月29日の1,520円を終値で切る下げとなって、2022年1月6日に1,205円まで下げています。当面は三尊天井を作っての下放れですので、10月29日の1,520円を戻りのメドにリバウンド狙いとなります。

7811 中本パックス 東証1部

PER(株価収益率)9.58倍、PBR(株価純資産倍率)1.02倍、配当利回り3.37%

 2021年10月8日発表。2022年2月期本決算予想は、前期比で営業利益+35.9%の23.30億円、経常利益+42.9%の25.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2018年1月11日の2,385円(分割前4,770円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、12月25日に1,410円まで下げて、2019年1月15日に1,771円まで反発し、再度、10月18日に1,396円まで下げて2点底の形となりました。

 ここからの反発で、2020年1月14日に1,678円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ3月13日に967円で底打ちとなりました。

 ここからの自律反発を交えて大きな上昇となり、6月4日に1,640円まで戻し、6月12日に1,422円まで押し目を入れて、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しています。この上昇トレンド(B)の中で、2021年9月17日に1,975円と年初来高値更新となり下落となって12月1日に1,571円まで下げて反発しているところです。