投資妙味あり米国株5選

投資妙味のある米国株1:エクソン・モービル(XOM)

 同社は南米のガイアナのオフショア油田を開発中です。近年のオフショア油田では最大級の発見であり、当初の期待以上の生産が既に開始されています。

投資妙味のある米国株2:インターナショナル・ペーパー(IP)

 同社は近年、段ボールの生産設備への投資を強化してきました。段ボールの消費量はネット通販のブームで年々増えています。段ボールは景気敏感なコモディティーであり、GDPの伸びに連動します。また、原料コストが安い米国の南部を中心に大きなスケールの段ボール工場をいくつも所有しており価格競争力があります。

投資妙味のある米国株3:フォード・モーター(F)

 同社はベストセラーのピックアップ・トラック「F-150」のメーカーです。車載半導体不足で生産計画が狂ったのですが、2022年はその問題が解消すると予想されるので積み上った需要を充足させることができると思われます。中国市場では出遅れており、2022年はそれが逆に幸いすると予想されます。

投資妙味のある米国株4:カーニバル(CCL)

 クルーズ船を運航している同社。クルーズは新型コロナの影響で一時ストップしていたのですが、2021年末から徐々に再開されつつあります。旅行に行きたくてウズウズしているファンが多いので、2022年以降の予約状況は良好です。

投資妙味のある米国株5:デルタ・エアラインズ(DAL)

 同社は米国3大航空会社のひとつで財務は保守的に経営されています。サービス面でも3大航空会社の中で最も評判が高いです。アトランタのハーツフィールド航空がハブとなっており、ここは世界で最も発着回数の多い国際空港です。欧州路線に強いことでも知られています。