【3】届いた書類は置き場所を決めて一括管理!

 返礼品と前後して届く「寄付金受領証明書」。年末年始でまとめて申告しようと思っていると、書類が分散または紛失なんていうことになりがちです。届いた書類はきちんと置き場所を決めて管理しましょう。1年間という期間を考えると、自分の記憶力に自信がない…という方はぜひ、ファイルやフォルダを作って管理することをお勧めします。私は寄付をした順に受領証にナンバリングし、決まったファイルに保管。同時に寄付日、返礼品名、届いた日などをオリジナルの表に入力し、データ管理も行います。来年度の計画を立てる際の参考資料としても威力を発揮しますし、手間は多少かかりますが、確定申告の際の事務処理も結果的にスムーズになるため、おすすめです

【4】ワンストップ特例制度が利用できる範囲内で寄付する!

 確定申告が不要で、自治体へ書類を返送するだけで済む、らくちん制度が「ワンストップ特例制度」。ただし、この制度を利用する場合は、寄付する自治体が5自治体以下に限られます。※間違って5自治体を超える自治体に寄付したとしても、確定申告すれば寄付分は戻ってきます。

 ワンストップ特例制度を活用し、書類を返信したとしても、後々、医療費控除などが発生し、結果的に確定申告することになる可能性もあります。ワンストップ特例制度を利用する場合も、念のために書類は捨てずに、年末まで保管しておきましょう。

 また、返信書類に添付する、運転免許証やマイナンバーカードなどの証明書は、まとめて数枚、コピーを取っておくと、ふるさと納税のたびにコピーを用意せずに済むので便利!案外手間がかるものなので、5自治体分、まとめてコピーしておくことをお勧めします。

【5】クレジットカードやキャッシュレス決済を活用!

 普通のネットショッピングよりも、比較的、寄付金額が高額になりがちなふるさと納税。クレジットカードで決済した場合にもらえるカードのポイント数も期待できます。ふるさと納税サイトの多くはクレジットカード支払いが可能。キャッシュレスペイ企業とコラボしたポイントアップキャンペーンなども積極的に行っています。寄付した際にもらえるポイントもちゃっかりゲットすると、嬉しさ倍増。ふるさと納税といっしょに「ポイ活」もいっしょに楽しんでみましょう!

【6】定期便を活用しよう

 数カ月に1度送ってくれるお米、旬の果物をシーズンごとに内容を変えて送ってくれる自治体など、1回だけでなく数回分の発送となっている「定期便」がお勧め。支払いや書類処理は1度ですむのに、そのあと何度も楽しみが続きます。忘れたころにやってくるサプライズプレゼントのような楽しさがあり、その自治体とのご縁も深まります。