SBIホールディングスが新生銀行に対し敵対的買収を発表

 9月9日、SBIホールディングス(8473)が、新生銀行(8303)の株式を公開買い付け(TOB)により取得すると発表しました。

 すでにSBIホールディングスは新生銀行の発行済み株式数の20.32%を保有していますが、この保有比率を48%まで高め、子会社化することを目指しています。

 一方、新生銀行側はSBIホールディングスの買収に反対の立場を取っていることから、この買収は「敵対的買収」ということになります。

 TOBによる企業買収には、「友好的買収」と「敵対的買収」があります。

 友好的買収とは、買収される側の会社が、買収する側の会社に買収されることを了承しているケースです。敵対的買収とは、買収する側の会社に買収されることを反対しているケースです。

 報道では、新生銀行側が買収への対応策として、「ポイズンピル」や「ホワイトナイト」といった手段を検討していると報じられています。