今週の指標:日経平均株価
今週は、21~22日の米国のFOMCを控えてテーパリングが注目となるところでしたが、今回は見送りの可能性が高く、株価の大きな調整要因にはならないようです。
むしろ、今月後半から10月にかけて相場は上を試す可能性があり、まず3万1,000円を目指す動きとなりそうです。そうでなければ今週は3万円水準でのもみ合いとなります。
ところが日本が休日の昨日、中国の不動産企業の経営危機で米国市場は暴落し、日経平均も500円を超す下落となっています。今後の中国政府の対応が気になるところです。
先週の動き
先週の予測では、外国人投資家も参加し、急騰して3万円台を回復してきたため、一服してもおかしくないとしました。ただし、下値は限定的で売りを吸収しながら上昇していく方向にあるとし、今年の終値での最高値3万467円を更新する動きを想定しました。
結局、先週は14日(火)にTOPIXにやや遅れて31年ぶりとなるバブル後最高値更新となりました。その後、2日続落し、週末の17日(金)は+176円の3万500円とフシ目で終わりました。