2021年6月 個人投資家に人気だった銘柄は?

2021年6月 中国株式買付代金ランキング

順位 ティッカー 前月順位 銘柄名 関連するテーマ
1 700 2 騰訊控股 (テンセント・ホールディングス) インターネットサービス大手
2 1810 7 小米集団 (シャオミ) スマホ大手
3 1211 6 比亜迪 (BYD) 自動車・電池メーカー
4 9988 1 阿里巴巴集団控股 (アリババ・グループ・ホールディング) ネット通販最大手
5 9888 11 百度 (バイドゥ) 検索エンジン最大手
6 2800 3 Tracker FUND OF HONG KONG (トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン) ハンセン指数連動のETF
7 257 42 中国光大環境 (チャイナ・エバーブライト・エンバイロメント・グループ) 環境関連
8 2318 16 中国平安保険集団 (ピンアン・インシュランス) 金融(保険)
9 9618 35 JDドット・コム(京東集団) オンライン小売事業
10 384 49 中国燃気控股 (チャイナ・ガス・ホールディングス) 都市ガス大手
※楽天証券内買付代金ベース。2021年6月1日~6月30日、国内約定日ベース。

 楽天証券における6月の月間買付代金ランキング・中国株式部門のトップとなったのは、テンセント(700)でした。米商務省が6月17日、対話アプリ「微信(WeChat)」の禁止令を撤回すると報じられたことが追い風となりました。

 上位10銘柄のうち、5銘柄が2カ月連続のランクインを果たしました。5月は7位だったシャオミ(1810)は、2位にジャンプアップしました。

 米国のバイデン政権が6月3日に発表した、米国人の証券投資を禁止する中国企業リストに、同社が含まれていなかった影響が大きかったと考えられます。

 米国政府による中国企業への規制強化の動きが広まっている中、米国に上場する中国企業は、香港市場にも重複上場する事例が相次いでいます。

 アリババ(9988)は2019年11月、JDドット・コム(9618)は2020年6月、バイドゥ(9888)は2021年3月に、香港で重複上場を果たしました。