今週の指標:日経平均株価
今週の日経平均は、週末の米国市場でCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)日経先物が+325円の2万8,535円となっていることで、大幅上昇して始まり、その後は2万8,500円水準を中心にした、もみ合いが想定されます。
チャートでは、目先に注目する必要があるのは、8月15日が今年2月16日の最高値(3万714円)からの信用期日が到来するため、相場が弱くなると、下値模索となる場合もあります。
先週の動き
週前半は2万8,600円水準でもみ合っていましたが、その後は新型コロナ感染再拡大を受けて下落に転じ、8日(木)までは2万8,000円を守っていました。
ところが、引け後の欧米株が大幅下落となったことで、週末の9日(金)はSQに向けて、ETFの決算に伴う分配金捻出売りもあり、一時▲698円の2万7,419円まで下げました。
しかし、後場には急速に下げ幅を縮小し、終値では日本銀行のETF買いの思惑や年金の買い観測もあって急速に下げ幅を縮小、▲177円の2万7,940円で引けました。