私たちが納めている税金はいろいろある

 納税をすることは国民の義務。私たちは実にいろいろな税金を納めています。

 会社勤めの個人であれば所得税や住民税。消費税も間接的にではありますが、買い物をするときには支払う必要があります。

 事業をしていれば所得税、住民税のほか、事業税、消費税などを納める必要があります。

 会社を経営していれば、法人税、地方法人税、消費税、都道府県民税、事業税、市町村民税などがかかってきます。

 さらには、土地や建物を持っていれば固定資産税がかかりますし、自動車を持っていれば自動車税や軽自動車税がかかります。契約書に貼る収入印紙は印紙税ですし、ゴルフ場でプレーすればゴルフ場利用税がかかります。温泉に行けば入湯税がかかります。

個人の場合の納付方法は源泉徴収・現金・口座振替・クレジットカード

 個人の場合、税金の支払い方法は大きく分けて4つあります。毎月のお給料から天引きされる「源泉徴収」、納付書を金融機関やコンビニエンスストアなどに持参して支払う「現金納付」、期日が到来したら口座から納税額が引き落としされる「口座振替」、そして「クレジットカード」での支払いです。

 会社員の場合は、所得税や住民税は源泉徴収による天引きですが、事業をしている個人の方は、現金納付、口座振替、クレジットカード払いを選べます。

 国税については、ほとんどの税金納付にクレジットカード払いが対応していますし、地方税も多くの自治体で、住民税、固定資産税、自動車税といった税金納付がクレジットカードでできるようになっています。