クレジットカード払いはポイントと利用手数料の両方を見据えて
税金の納付をクレジットカード払いで行う場合、注意すべきことがあります。それは、クレジットカード払いの利用手数料がかかるという点です。
例えば、国税であれば1万円あたり税抜き76円、都税であれば税抜き73円の利用手数料がかかります。また、地方自治体によっては1万円あたり税抜き100円の手数料がかかるところもあったりします。
また、納税の場合、クレジットカードのポイントがつかなかったり、通常の買い物に比べてポイント付与率が小さいクレジットカードもあります。
クレジットカード払いで納税する場合は、得られるポイントや特典と、発生する利用手数料の両方を見据えて、実質的に負担増にならないかどうか事前によく確かめることをお勧めします。
ふるさと納税や医療費、投資信託の積み立てもカード払いができる
手軽な節税としてメジャーな存在となったふるさと納税も、クレジットカードでの納付ができるようになっています。クレジットカード払いでのふるさと納税について、割り増しポイントなどの特典がつくキャンペーンを行っていることもよく見かけますので、定期的にふるさと納税のサイトをチェックしておくとよさそうです。
医療機関への医療費の支払いも、クレジットカードで支払えるところが増えてきています。現金で支払っても何もポイントはつきませんから、クレジットカード払いは有用な選択肢となります。
また、最近では投資信託の積み立てもカード払いでできるようになっています。下記のリンクは楽天証券のものですが、楽天カードでのクレジットカード決済で投資信託の積み立てができ、さらに楽天ポイントも貯めることができます。
筆者も以前は現金納付か口座振替でしたが、最近はほとんどの納税をクレジットカードでするようになりました。
税金以外にも、クレジットカードで支払うことで、現金納付や口座振替ではつくことのないポイントを得ることができますから、この機会にさまざまな支払い方法について見直してみてはいかがでしょうか。