「日本株は割安、長期的な資産形成に寄与」との見方を継続

 日本株に、長期的に強気の見方を継続します。4-6月期決算の発表が本格化する7月中旬以降、日本企業の業績モメンタムが少しずつ強くなっていくことを好感して、日経平均は反発すると予想しています。

 ただし、米景気が過熱、米金融緩和が終了する時点で、世界的に株が下がるリスクへの注意も必要です。しばらく米景気指標を注意して見ている必要があります。とりあえず、7月6日発表の「6月のISM非製造業景況指数」、7月13日発表の「6月米消費者物価指数」に注目します。

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