※本記事は2019年11月14日に公開したものです。
日経平均株価の高値が続くに伴い、持ち株の株価も上昇していきます。そのときにどんな行動を取るかによって株式投資の成果が大きく変わってくるのです。
日本株上昇で持ち株の含み益も増加
株高基調が続く日経平均。そして、米国株に至っては史上最高値を更新するなど、世界的な株高局面が続いています。
ご自身の持ち株も株価が上昇し、含み益が増加している株もあるかと思います。
持ち株の株価が上昇するともちろんうれしい反面、それとは異なる気持ちも生じます。それは「恐怖心」です。
実はこの恐怖心をコントロールすることが、株式投資で成功するための秘訣の1つなのです。
怖くて持ち株を保有し続けられない個人投資家
例えば1,000円で購入した株の株価が順調に値上がりして、1,100円、1,200円と上昇を続けたとしましょう。
このとき、多くの個人投資家の心境としては「利益が増えてうれしいなあ」という思いともう1つ、「そろそろ売っておかないと利益を取り損ねるかも」という思いが交錯するのです。
この2つの気持ちが揺れ動く中、例えばネットで「そろそろ株価は天井を付ける。持ち株は売っておくべき!」というコメントを見つけると、「やっぱり利益があるうちに売らなければ!!」と思って持ち株を売ってしまいます。
しかし、1,000円で購入した株を1,200円で売った後、さらに株価が1,500円、2,000円と上昇して悔しい思いをしてしまう場合も多いです。