今週の指標:ドル/円

ドルは量的緩和縮小観測があれば下げ渋りへ

 直近で、5月フィラデルフィア連銀景況指数、5月CB消費者信頼感指数は、市場予想を下回っており、景気回復に一服感が示されています。個人消費の伸び悩みを警戒して、長期金利が反落すれば、リスク回避的なドル売り・円買いが強まる可能性があります。

 ただ、FRBによる大規模な金融緩和は、いずれ縮小に向かうとの見方は変わっていないのでドルは下げづらい見通しといえます。