今週の指標:ドル/円

コロナワクチン接種に不透明感はあるが、ドルは下げ渋りか

 FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策の長期継続観測は後退していないことや、ワクチン接種について有効性や安全性の不透明感が広がり、リスク回避の円買いが観測されています。しかし、ユーロ、英ポンド、豪ドルではドル売りは大きく広がっていないため、ドル売り・円買いが強まる可能性は浮上しないとみられています。