株式投資のスタイルは大きく分けて3つ

 株式投資について学ぶために、皆さんも本や雑誌を読んだり、ネットで調べたりYouTubeで動画を見たりすると思います。すると、いろいろな人がさまざまなことを書いたり話したりして、「いったいどうすればよいの?」と混乱してしまう方が多いのです。

 なぜこんなことになってしまうかというと、株式投資にはさまざまな手法、スタイルがあり、発信する側はその中で自分自身が実践している方法、もしくは自分が正しいと思っている方法についてレクチャーしようとしているからです。

 ですから、混乱しないために、まずは株式投資のスタイルには、どんなものがあるかを知る必要があります。

 筆者は、株式投資のスタイルを大きく、次の3つに分けています。

(1)デイトレード、スイングトレードといった短期投資

 パソコンの画面を見ながらタイミングよく短期間で売買するのが株式投資…というイメージを持っている方もいると思いますが、これは「短期投資」のスタイルです。

(2)株価のトレンド(波)に乗って売買を行う中期投資

 筆者はこのスタイルです。株価が上昇を続ける限り保有しますが、下落に転じたらいったん売却し、再度上昇に転じたら買う…というように、株価の波に応じて売買をしています。

(3)バイ・アンド・ホールドの長期投資

 企業のことをよく分析し、将来の業績が大きく伸びそうだ、という企業の株に投資して、株価が下がったとしても気にせず何年も保有を続け、大きな利益を目指す方法です。