長期保有に足る銘柄の条件は、収益の安定性が高いこと

 ジョンソン&ジョンソン(JNJ)は、そんな条件にかなった銘柄の一つです。

図:ジョンソン&ジョンソンの1株当たり業績(年次報告書)

DPS:1株当たり配当
EPS:1株当たり利益
CFPS:1株当たり営業キャッシュフロー
SPS:1株当たり売上高

 2018年のCFPSをSPSで割ると

 8.1 ÷ 29.9 = 0.27

 になります。つまりジョンソン&ジョンソンの営業キャッシュフロー・マージンは27%あるのです。これだけ儲かるビジネスなら、不況でも赤字に転落する心配はありません。

 次に長期保有に足る銘柄の条件は、収益の安定性が高いことです。

 以下の銘柄は、収益が安定しているだけでなく、株価の動き方もマイルドです。

・ビザ(V)
・アムジェン(AMGN)
・グーグル(GOOGもしくはGOOGL)
・バイオジェン(BIIB)
・ノボ・ノルディスク(NVO)
・ギリアド・サイエンシズ(GILD)
・アップル(AAPL)
・ユニオン・パシフィック(UNP)
・ノバルティス(NVS)
・AT&T(T)
・コカコーラ(KO)
・バクスター・インターナショナル(BAX)
・サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック(TMO)
・ベクトン・ディッキンソン(BDX)
・ストライカー(SYK)
・ウォルト・ディズニー(DIS)
・アイデックス・ラボラトリーズ(IDXX)
・ウエイスト・マネージメント(WM)