投資を学ぶ
米国株デビュー講座
投資シグナルの読み方。景気、金利と個別株の関係:米国株のやり方(6)
広瀬 隆雄
コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター
米国株式投資に挑戦したい! と考えている投資初心者のための米国株デビュー講座! 全8章からなる初心者入門の第6回目。少し米国株投資に慣れてきた頃、押さえておきたい金利と為替、株式の関係を分かりやすく整理。悪材料と良材料の見分け方を解説します。プロの米国株投資家と違い、個人投資家が陥りやすい傾向をズバリ指摘!
※本記事は2019年10月28日に公開したものです。
流れに逆らって泳ぐのはしんどい
よく「銘柄選びさえ正しければ、景気や金利は関係ない」という意見を聞きます。確かにそれは一理あると思います。どんなに不景気でも業績を伸ばしている企業はあるし、弱気相場をものともせず上昇している株はあります。
ただ、だからといって景気や金利を全く無視して良いか? と言えば、私はそのようなアプローチには賛成できません。なぜなら、不利な環境の中で投資をすることは、川の流れに逆らって泳ぐのに似ているからです。甘い判断は、事故のもとです。
だから最低限、「いま泳ぐのは安全なのか、それとも危険か?」くらいのことはわきまえてください。その上で、もしそれでも泳ぐというのであれば、それなりの覚悟が必要だと思うのです。
いまが安全な時か、それとも危険かを判断するためには、そもそも経済や金利がどういった状態のときに、それが「潮がきつい」とか「水が冷たすぎて体力の消耗が激しい」などの危険信号に相当するのか、シグナルの読み方を知る必要があります。
広瀬 隆雄
コンテクスチュアル・インベストメンツLLC マネージング・ディレクター
米国株のテーマ、銘柄分析の第一人者。米国をはじめとする世界の政治・経済に精通し、グローバル投資、新興国市場にも明るい。
1959年、広島県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。S.G.ウォーバーグ証券(現UBS証券)、ハンブレクト&クィスト証券(現J.P.モルガン証券)を経て現職。
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