今週の指標:NYダウ平均株価

再び3万3,000ドル台を前にもみ合いか?金融株は軟調の可能性

 先週末の米中外交トップ会談で対立が露呈し、この警戒感が今後の相場に影響する可能性があります。

 この状況の中でFRBは、新型コロナ感染拡大を受けて、2020年4月から金融市場の混乱を防ぐために実施していた、大手銀行に対する資本規制の特例措置を3月末で終了することを発表。このことで、金融株中心に売りが加速し、NYダウは2日続落となりました。

 今週も金融株は軟調となる可能性があり、さらに長期金利の上昇の行方も分かりにくいため、しばらくは様子見となってもみ合いが続きそうです。