今週の指標:ドル/円

 3月16~17日のFOMCで長期金利の過度な上昇を抑えるための具体的議論がされる可能性があり、改めて緩和的な政策を示すとドル買いは縮小の可能性があります。

 ただ、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長をはじめ米金融当局は、長期金利の上昇について「米国経済の回復を反映している」との見方を伝えており、新型コロナウイルスの感染抑制によって景気見通しが改善しつつあるので、リスク回避的なドル売り・円買いが広まる可能性もあります。