今週の指標:日経平均株価

 今週の日経平均は、終値で再度2万8,308円を切った場合、もう一段下げがあるかもしれません。

 12日のメジャーSQに向かっては売り仕掛けが出てくる可能性もありますので、下げれば個別株も買いチャンスです。

 そして引き続き、米長期金利の上昇に注目となります。

 まず、週始めは先週末発表の2月米雇用統計が予想を上回る結果となったのを受け、株価が大幅反発となったことで、この上昇を日経平均は、織り込む動きからスタートすることになります。

 その後はメジャーSQを前にこう着感を強め、荒い動きとなる可能性があります。

 週後半は、2月の米国CPI(消費者物価指数)が発表され、インフレ懸念からの長期金利の上昇が注目となっており、日米のメジャーSQと絡まって株価の下落が考えられるところです。

 5日(金)に2万8,308円まで下げており、次は2万8,000円水準、2万7,500円水準が下げた場合の下値ポイントとなります。