悲喜こもごもの2021年3月期第3四半期決算発表

 3月決算企業の第3四半期決算がいよいよ本格化。毎日、多くの企業の決算が発表され、その内容に、つい一喜一憂してしまう方も多いのではないでしょうか。

 新型コロナウイルスの影響で、業績が伸びた銘柄も少なくありませんが、その一方で、やはりコロナが業績に悪影響だった銘柄の決算は、軒並み厳しいものになっています。

 ANAホールディングス(9202)は、過去最大となる3,095億円の赤字を計上、JR東日本(東日本旅客鉄道、9020)もこれまた2,945億円と過去最大の赤字となっています。そして、これらの「コロナデメリット銘柄」は、株価も低迷していて、なかなか底打ちして浮上に転じることができずにいます。