長期の資産形成なら、定期分配型は選ばないこと

 ただし、長期の資産形成を目的とするなら、定期分配型ではなく、なるべく決算回数の少ないファンドを選ぶのが鉄則です。特に、毎月決算を行う毎月分配型は、運用効率の観点でおすすめできません。

 同じシリーズで決算回数の少ないファンドが展開されている場合は、そちらを選ぶようにしましょう。

 例えば、本コラムで取り上げた「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信」の場合、年2回決算の「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)」が同じシリーズで展開されています。

「予想分配金提示型」は、あくまでも定期的なキャッシュフローニーズがある方のための選択肢であるということを覚えておいてください。