5:ピーク・デジタルで反動
2020年は新型コロナウイルスにより外出が控えられたせいで、ネット通販が大躍進しました。長期の趨勢(すうせい)として、今後もネット通販が小売全体に占める割合はジリジリ上昇していくのは当然だと思いますが、ごく短期的にはあまりにネット通販が伸びすぎたことに対する反動がくると予想されます。
つまりピークで16.1%、現在14.3%になっているネット通販比率は、再びトレンドラインの通っている13.0%付近まで下落すると考えるのが自然なのです。
このことは2021年第2四半期あたりからアマゾン(AMZN)やショッピファイ(SHOP)の前年比較の数字がとても苦しくなることを示唆していると思います。
ネット通販が小売売上高に占める割合