3:グッドパッチ(7351・東証マザーズ)

 ネットやアプリのUI(ユーザーインターフェイス)やUX(ユーザーエクスペリエンス)のデザイン支援・コンサルを手がける。「今年、上場したばかりのIPO(新規公開株)株で、UIデザイン支援のほか、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入に向けた企業向けワークショップなども行っています。今後のITの潮流として、DXやUIがますます重要視されていくことになると思いますが、日本の現状はまだ言葉だけでほとんど理解されていないような状況です。DX・UIの重要性に対する認知がもっと広がれば、同社にも大きな成長が期待できそう。短期的には、リモートでデザイン関連のサービスを企業に提供する新事業『Goodpatch Anywhere』(クラウドソーシング型の請負マッチング)が好調です」(すぽさん)

4:エードット(7063・東証マザーズ)

 ITを駆使したクリエイティブなブランドの構築や事業・プロダクト企画を提供する広告代理店。「SNSなどで費用対効果の高い独自企画を提案している点が、同じ広告代理店でも斬新です。広告市場はこれまでテレビCMが中心でしたが、現在はウェブ広告市場が大きく広がっている状況。電通や博報堂といった大手広告代理店は売上確保の観点からテレビCMを捨てるような企画はやりづらく、同社のような新興企業には優位性があると思います。今後、広告代理店市場の中で、どのように独自のポジショニングを確保できるかに注目しています」(すぽさん)