コロナ禍での好調企業

 コロナ禍で業績を拡大させている企業群があります。2つのカテゴリーに分かれます。生活密着産業・巣ごもり消費関連と、ネット関連です。

【1】生活密着産業・巣ごもり消費関連

 食品スーパー、100円ショップ、ドラッグストア、住居製品などです。

【2】ネット関連

 すべての小売業で、ネット販売が好調です。

 リアル店舗で言うと、都市部の店舗が不振で、郊外店が好調です。電車で買い物に行く人が多い、都市部の直結店舗は、不振です。

 一方、自動車で買い物に行く郊外店が好調です。コロナ感染を避けるために、電車を避け、自動車で買い物に行く人が増えていると考えられます。

 また、コロナ前、都市部の店舗にはインバウンド消費が入っているところもありました。郊外店は、あまりインバウンド消費が取れていませんでした。インバウンドが大きく落ち込む影響は、都市部の店舗で大きくなっています。

 家電量販店は、在宅勤務の増加で、比較的好調ですが、都市部の大型店が多いビックカメラ(3048)は苦戦しました。郊外店の多いノジマ(7419)は好調です。