皆様はもう受給完了されましたか? そして使い道は決まりましたか?

 私は、すでに特別定額給付金10万円を受け取り済み。4人家族なので10万円×4人=40万円を受け取りました。家計を助けてくれるありがたい金額です!

 では、我が安本家の「特別定額給付金の申請体験」と「一人一律10万円の使い道」の体験をリアルにレポートしていきます。

安本家の特別定額給付金の申請フロー

郵送申し込みでワクワク待機!

 我が家の家族構成は、夫、大学生の息子2人、私の4人家族です。

 緊急事態宣言が出るまでは、子どもたちはアルバイトや友人との外出で、夫婦2人の夕食が主となりつつあり、夕食の量も少なくなっていました。このまま子どもたちは就職や結婚となり、家を出ていく子どもたち、残された私たち2人は毎日静かな夕食の老夫婦みたいになっていくのだなぁ…と感じはじめていたころ。それが一転、緊急事態宣言により外出がままならないのですから、外食なんてもってのほかで、毎日毎日家族4人での夕食。献立を考え、マスクをつけて買い物に行き4人分の大量の食材。「あれ? こんなはずじゃなかったのに…」と大いに戸惑いました。

 もっとも、子どもたちとこれだけ一緒の時間を過ごすのは小学生の時以来でしたし、それはそれで貴重な時間を過ごすことができたので嬉しかったのも本音です(笑)。

 我が家は郵送での申し込みを予定しており、書類の到着を待ちました。大阪市のHPで見る発送スケジュールでは5月22日に申請書送付開始となっていますが、5月末日時点では書類は到着しませんでした。その時期に、同じ大阪府内の別の市では、振込給付まで終了し「もう手元に10万円あるよ!」という知人も。人口が多い自治体ほど、時期がずれ込んだようですが、4月27日の時点で支給されることは決定していたので、何の心配もなくゆっくりと書類の到着を待ちました。

 そして6月! いよいよ我が家にも申請書類が到着しました。すでに住所氏名等の詳細が印字されていたので、それらを確認後、捺印。必要事項である振込先の預金口座等を記入。本人確認のための免許証等のコピーは世帯主分だけを同封すればOK。また振込先口座記入等の不備を最小限度にするために、通帳やキャッシュカード等のコピーが必要書類になっていました。

 この時期、自宅にプリンターがないと想像される、ご高齢世帯の方がコンビニコピー機の前でコピーされている姿をよく見ました。

 手間取っている様子を伺いながら、お手伝いしたい気持ちと、個人情報をコピーされているでしょうし、またソーシャルディスタンスと盛んに言われていた時期、近づくことは喜ばれないことになるだろうから…などと迷いながらコンビニでレジ待ちをしたことが何度かありました。

 コロナ禍というものは物理的な距離を考えさせるだけでなく、このように人と人の気持ちの距離も作ってしまうのだなと寂しい気持ちになったものです。我が家の申請自体は簡単に終了し、1人10万円の給付振込を待つ段階になりました。

 そして7月14日、ついに特別定額給付金10万円が振り込まれました! 通帳で計40万円の振り込みを確認したときは「本当に40万円!これは大きな金額!今後の税金や社会保障費の負担に影響が出てくるんだろうなぁ…」とありがたい気持ちと、子どもたちの未来の負担になりはしないかと、一瞬だけ複雑な気持ちになりました。