3941 レンゴー 東証1部

PER(株価収益率)6.91倍、PBR(株価純資産倍率)0.68倍、配当利回り3.07%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲3.0%の400.00億円、経常利益▲2.8%の420.00億円の減収・減益の見通しです。

 チャートの形を見ていくと、2016年1月21日の459円を安値に7月11日の717円まで上昇し、ここを目先のピークにして三角保ち合い(B)を形成しました。この保ち合いが煮詰まったところでいったん少し下放れし、2017年9月6日の610円まで下げて急伸となって三角保ち合いを上放れしました。これまでの事例から見ると三角保ち合いを形成し、煮詰まったところではいったん下げると見せかけて、大きく上放れするという例がよく見かけられます。上放れ後、2018年8月2日の1,078円の高値をつけ、ここから12月25日の789円まで下落して反発に転じ、2019年4月2日の1,071円を二番天井(ダブル天井に近い)にして、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。この中で10月3日の748円まで下げて、2020年2月12日の918円まで反発したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ3月17日の660円で底打ちとなりました。その後チャートでは686~908円のボックス相場(D)入りとなっています。