1813 不動テトラ 東証1部

PER(株価収益率)10.29倍、PBR(株価純資産倍率)0.85倍、配当利回り3.74%

 2020年8月6日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲24.4%の34.00億円、経常利益▲24.0%の33.50億円の減収・減益の見通しです。

 2014年9月30日の高値2,820円からの中長期下降トレンド(A)の中にあります。この中で2015年2月23日の2,640円からの短期の下降トレンド(B)の中で、2016年2月12日の1,020円で底打ち。ここからの反発で2017年1月5日の2,170円、2018年8月9日の2,220円と二点天井をつけて2019年8月29日に1,087円まで下落しました。ここからの反発で2020年1月22日の1,823円まで戻してもみ合いとなり、その後、コロナ急落相場となって3月13日に1,069円までツレ安しました。ここからの上昇で6月10日の1,492円まで戻し、小さな三角保ち合い(C)を形成して、いったん下放れして7月31日に1,304円の安値をつけ、ここからの反発で9月1日の1,463円で買い転換となっています。

6331 三菱化工機 東証1部

PER(株価収益率)8.67倍、PBR(株価純資産倍率)0.61倍、配当利回り3.43%

 2020年7月31日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲10.0%の20.00億円、経常利益▲8.4%の22.10億円の減収・減益の見通しです。

 現在の中期的なチャートは、2017年9月14日の2,790円を高値とし、2018年12月25日の1,284円を安値とする三角保ち合い(A)の中にあります。

 2017年9月14日の2,790円を高値に下降トレンド(B)を形成し、2018年12月25日の1,284円で当面の底打ちとなって、短期の上昇トレンド(C)となり、この中で2020年2月3日に2,110円まで戻したところで、コロナ急落相場となって3月17日に1,315円まで下落しました。ここから短期の上昇トレンド(D)となって、いったん三角保ち合い(A)を上放れしかかって7月7日の1,960円まで上昇するものの、ここからいったん調整入りとなっています。

6104 芝浦機械 東証1部

PER(株価収益率)-倍、PBR(株価純資産倍率)0.65倍、配当利回り8.94%

 2020年7月30日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲139.7%の14.00億円、経常利益▲162.7%の24.00億円の減収・減益の見通しです。

 2018年2月1日の4,650円(併合前930円)をピークとする下降トレンド(A)の中で、12月25日の1,801円で当面の底打ちとなりました。ここからの反発で緩やかな上昇の中で、2019年4月24日の2,545円、7月2日の2,567円と二点天井をつけて8月26日の1,934円まで押し目を入れた後、短期の上昇トレンド(B)へ転換。この中で2020年1月21日に4,005円の戻り高値をつけました。ここで3月のコロナ急落相場に巻き込まれて3月23日の1,851円まで下落し、いったん緩やかな上昇トレンド(C)となりました。この上昇トレンドが継続するかと思われましたが、6月4日の2,480円まで上昇後、下落。コロナ急落の安値である3月23日の1,851円に対する二番底を探る動きとなり、8月5日の1,900円まで下げて反発していますが、目先、上昇トレンド(C)にアタマを抑えられています。

9880 イノテック 東証1部

PER(株価収益率)11.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り3.9%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、営業利益▲1.2%の16.50億円、経常利益▲5.1%の18.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年6月24日の390円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年5月22日の1,720円まで上昇し、ここをピークにして8月13日の1,206円まで下落し、ここからの反発で11月9日の1,570円の戻り高値をつけ、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、2019年6月3日の789円まで下落。2020年1月14日に1,333円まで戻したところでコロナ急落相場に巻き込まれ、3月19日の752円まで下落しました。ここからの反発で6月3日には1,283円とコロナ急落前の水準まで戻した後、調整入りとなっています。そして、6月3日の1,283円をつけた後、7月31日の940円まで下げて反発し、8月14日の1,088円をつけたところでもみ合いとなっています。

3941 レンゴー 東証1部

PER(株価収益率)6.91倍、PBR(株価純資産倍率)0.68倍、配当利回り3.07%

 2020年8月5日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲3.0%の400.00億円、経常利益▲2.8%の420.00億円の減収・減益の見通しです。

 チャートの形を見ていくと、2016年1月21日の459円を安値に7月11日の717円まで上昇し、ここを目先のピークにして三角保ち合い(B)を形成しました。この保ち合いが煮詰まったところでいったん少し下放れし、2017年9月6日の610円まで下げて急伸となって三角保ち合いを上放れしました。これまでの事例から見ると三角保ち合いを形成し、煮詰まったところではいったん下げると見せかけて、大きく上放れするという例がよく見かけられます。上放れ後、2018年8月2日の1,078円の高値をつけ、ここから12月25日の789円まで下落して反発に転じ、2019年4月2日の1,071円を二番天井(ダブル天井に近い)にして、短期の下降トレンド(C)へ転換しました。この中で10月3日の748円まで下げて、2020年2月12日の918円まで反発したところで、コロナ急落相場に巻き込まれ3月17日の660円で底打ちとなりました。その後チャートでは686~908円のボックス相場(D)入りとなっています。