今週の指標:ドル/円
民主党と共和党の間で、追加経済政策の規模の問題で交渉が難航していますが、米国経済は新型コロナウイルスの感染拡大から景気の回復が後退しつつあります。また、FRBはいずれ追加の金融緩和を検討するとの見方は根強いため、長期間にわたって緩和策は堅持される可能性が高く、27日のパウエルFRB議長講演が注目されます。
また、27日予定の4-6月期GDP(国内総生産)改定値が上方修正されれば、ドル買い材料となり、今週のドルは底堅い展開が想定されます。1ドル=105~107円が基本レンジと想定しています。