銅相場は、条件次第で2017年12月の水準を目指す可能性がある!?

 銅価格は、中国の経済指標の回復が続き、上海総合指数の反発が続くこと、欧米での大規模な金融緩和が続くこと、チリのアントファガスタ州の新型コロナウイルスの感染拡大が続き、主要企業の操業が停止する懸念が続くこと、など、消費拡大・供給減少を想起させる材料が存在し続ければ、今後も、上値を伸ばす可能性があると、考えています。 

 例えば、上記の材料が存在し続ければ、CME銅価格(中心限月)は3.20ドル台、LME銅価格(3カ月先物)は7,200ドル、という、2017年12月の水準を目指す可能性があると、筆者は考えています。

 今回は、銅相場の足元の動向、消費面、そして供給面での現状、そして目先の見通しについて書きました。

[参考]具体的な銅の投資商品

国内株

住友金属鉱山(5713)
三井金属鉱業(5706)
ENEOS HLDG(5020)
住友商事(8053)
丸紅(8002)

海外ETF

JJC (iPath シリーズB ブルームバーグ銅サブ指数 トータルリターンETN)

外国株    

サザン・コッパー(SCCO)  
BHPビリトン(BHP)  
フリーポート・マクモラン(FCX) 
リオ・ティント(RIO) 
ヴァーレ(VALE)  

商品先物 

銅 ミニ銅(海外)