※本記事は2019年2月5日に公開したものです。
3つの高齢期
高齢期の資産運用を考える上で、高齢期を「高齢準備期」「高齢前期」「高齢後期」の3つの時期に区分してみた。図1を見ていただきたい。
「高齢準備期」は、リタイアメントあるいはその後およびセカンド・キャリアなどを意識しつつ本格的な高齢期に備える時期だ。個人によって差はあるが、45歳から65歳くらいまでの年齢の時期がこれに当たる。
「高齢前期」は、これまでの仕事をリタイアして働いて稼ぐ収入がないか、または収入が減少する時期だが、金融取引に関する判断力を十分持っている時期で、65歳まで会社や官庁で働いているとすると、リタイアしてから75歳あるいは80歳くらいまでの年齢だ。
「高齢後期」は、金融取引に関する判断力がおぼつかなくなってくる可能性を意識する時期であり、個人差は大きいが平均的には75歳あるいは80歳くらいから後の年齢だ。
それぞれの年代に特徴的な課題があると筆者は考えている。以下、3つの年代別に資産運用のポイントをご説明する。要点を図1にまとめてみた。
山崎 元
経済評論家
1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱商事→野村投信→住友生命→同信託→シュローダー投信→バーラ→メリルリンチ証券→パリバ証券→山一證券→DKA→明治生命→UFJ総研と12回の転職を経て2005年に楽天証券経済研究所客員研究員、2023年3月から経済評論家。2024年1月1日永眠。
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