今週の指標:ドル/円

 先週から新型コロナウイルス感染拡大が続いており、特に米国ではテキサス、フロリダ、カリフォルニアを中心に感染者数が過去最大となりました。トランプ大統領は経済の早期正常化優先の方針であるものの、現実的に全米レベルで新型コロナウイルスの感染が拡大となった場合は、制限措置の緩和を停止せざるを得ないとの見方が多く、そうなると米国景気の早期回復期待は後退。株式や商品などのリスク資産からドルへの逃避となって、ドル/円が底堅い動きとなる可能性があります。1ドル=106.5~108円のレンジを想定しています。