お金を守る「呪文」
「お金の3密回避」をいかに心掛けても、あるいは「ファイナンシャル・ディスタンシング」を徹底しようとしていても、現実としては、他人からお金の話を一切聞かないということはできないだろうし、知識や情報を得る目的で自分の側から他人に話を求める場合もあるだろう(ただし、後者の場合も「自主隔離」は必要だ)。
他人からお金に関わる話を聞いた場合に、ファイナンシャル・ディスタンシングの原則を守るためにオールマイティーに有効な呪文を最後にご紹介しよう。
お金に関わる話の最後は、必ず次の言葉で締めくくって欲しい。
「ありがとうございます。よく考えて、必要があれば、私の方から連絡します」がその言葉だ。ともかく、最後にこう言えるようでありたい。「今は決めませんよ」ということと、「アクションの主導権は渡しませんよ」ということを明確に伝える必要がある。
他でもない自分のお金のことなのだから、相手に対して失礼と思う必要は一切ない。