上昇率、原油がダントツで1位。2位はビットコイン、3位はナスダック
先週は、原油の上昇が目立ちました。上昇率は+25.1%(19.69ドル→24.63ドル/1バレルあたり)で、本コンテンツで注目しているジャンルを横断した23銘柄中、ダントツで1位でした。
原油に次いで、ビットコインの上昇が目立ちました。上昇率は+6.7%(96万7,629円→103万2,404円/1ビットコインあたり)でした。一部では、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、資金の逃避先となった可能性がある、と報じられています。
原油、ビットコインに次ぐ上昇率3位は、ナスダックでした(上昇率は+6.0%)。また、ナスダック以外の米国の主要株価指数では、S&P500が+3.5%、NYダウ平均株価が+2.6%と、いずれも上昇しました。
一方、下落した銘柄の中には、欧州の通貨が複数、含まれていました。ポンド/ドル、ユーロ/ドルです。新型コロナウイルスの欧州での感染状況が引き続き、嫌気されている可能性があります。
全体的には、上昇銘柄数が17、下落銘柄数が6、最大と最小を除く変動率の平均は+1.7%でした。5月1日(金)~8日(金)については“総じて強い週だった”と言えると思います。
※原油と金の足元の価格動向と変動要因の詳細は、今週の週刊コモディティマーケット『マイナスから25.1%の大反発!原油市場上昇のワケと、注視したい3つの要素』で詳細を述べます。
5月1日(金)から5月8日(金)までの週のジャンル別騰落率
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注:ビットコインは楽天ウォレットのビットコイン価格を参照。日本時間の前々週土曜日午前6時と前週土曜日午前6時を比較
注:プラチナ、パラジウムは楽天証券のマーケットスピードCX内「海外市場」のデータを参照
注:騰落率は週足の終値をもとに算出(前週終値-前々週終値)