下値を試す展開になった場合の目安は?
仮に相場が下値を試す展開となった場合には、いったん底打ちしたとみられる3月19日をトレンドの基準とする「ギャン・アングル」の線が目安になります(下の図4)。
■(図4)日経平均(日足)とギャン・アングル(2020年4月10日取引終了時点)
下向きのトレンドラインを意識しながら戻りと下押しを繰り返すような値動きのイメージです。今週は3×1ラインが意識の中心になりそうです。
したがって、株式市場が本格的に「コロナ収束後」を織り込みに行くのは、時期としてまだ早いのかもしれません。