花王(4452)
(1)収益性
2018年12月期営業利益率:13.8%
2019年12月期営業利益率:14.1%
※出所:決算短信より楽天証券作成。会計基準はIFRS
(2)予想配当利回り
2020年12月期:1.7%
※出所:ブルームバーグ市場コンセンサス(2020年4月6日取得)、4月3日終値より算出
(3)バリュエーション
予想PER:25.7倍
※出所:ブルームバーグ市場コンセンサス(2020年4月6日取得)、4月3日終値より算出
花王は洗剤、ハンドソープ、紙おむつなどの家庭用品の他、メイクアップやスキンケア等の化粧品、化学品まで幅広く展開するメーカーです。
日本企業としては最長レベルの連続増配を実現しており、多くの投資家から安心感が持てる銘柄として認識されていると考えられます。国内売上高構成比が高く、長期的な成長ストーリーは描きづらいですが、今は為替動向などに左右されない面が好感されているとみられます。
コスト面では、原油価格の下落も追い風になるでしょう。リスク材料は、化学品の需要と、メイクアップ化粧品や日焼け止め、デオドラント類の売れ行きです。
花王の売上高構成比(2019年12月期)
- ファブリック&ホームケア:23.3%
- スキンケア・ヘアケア:22.1%
- 化粧品:19.5%
- ケミカル:18.5%
- ヒューマンヘルスケア:16.5%
※出所:決算短信より楽天証券作成。セグメント間消去または調整前の売上高ベース。