3月の売買代金ランキング(人気株)

 大暴落した2月の安値水準から一段と下方向に突き抜け、これまで溜まっていた信用買い残もかなり整理が進みました。株価下落がロスカットを誘発し、ロスカットが株価下落につながるスパイラル。ただ、2月以上に3月は投資家が委縮したこともあって、“買い手不在”の雰囲気のまま流動性が低下しました。

 流動性が低下するなかで、約定させることを優先したロスカットが殺到することで、大きく値下がりする銘柄は続出します。一方で、月後半の自立反発局面では、これまでの信用買い残が整理された効果を発揮。リバウンドの勢いも凄まじいものがありました。「月前半に急落/月後半はリバウンド」の対照的な展開になったこともあり、月を通じて見れば、売買代金ランキング上位銘柄群のパフォーマンスは2月より良好だったといえます。

市場 コード 銘柄名 3月末
終値
時価総額
(億円)
売買代金
25日移動
平均値(億円)
月間騰落率
(%)
東証マザーズ 4563 アンジェス 691 739 66.5 78.1%
ジャスダック 7564 ワークマン 5,940 4,862 49.3 -10.4%
東証マザーズ 4385 メルカリ 2,100 3,260 40.6 -14.0%
東証マザーズ 4565 そーせい 1,292 996 28.1 -21.5%
東証マザーズ 2160 ジーエヌアイ 1,277 554 26.2 -0.8%
東証マザーズ 4424 Amazia 3,910 261 26.2 -18.9%
ジャスダック 2702 マクドナルド 4,870 6,475 24.5 7.5%
東証マザーズ 3911 Aiming 472 171 23.4 23.9%
ジャスダック 6324 ハーモニック 4,725 4,551 23.2 4.1%
ジャスダック 4978 リプロセル 367 262 18.9 23.6%
東証マザーズ 4480 メドレー 1,982 558 18.6 21.1%
東証マザーズ 4485 JTOWER 3,320 679 18.4 -15.2%
東証マザーズ 2121 ミクシィ 1,569 1,227 17.6 -8.4%
東証マザーズ 4478 フリー 3,450 1,665 17.0 1.6%
東証マザーズ 3689 イグニス 1,007 148 16.6 -2.5%
東証マザーズ 7707 PSS 428 113 13.4 7.0%
東証マザーズ 4434 サーバーワークス 13,060 441 13.0 14.1%
東証マザーズ 4592 サンバイオ 1,160 601 13.0 -31.2%
東証マザーズ 4588 オンコリス 1,312 188 12.1 13.3%
ジャスダック 2782 セリア 3,125 2,370 11.9 8.2%