(2)コロナウイルスの影響が落ち着けば業績が回復する銘柄

 次に見つけておきたいのが、現在は新型コロナウイルスの影響をもろに受けているために、将来の業績悪化懸念から株価が大きく下落している銘柄です。

 こうした銘柄は、もちろん足元はボロボロですが、新型コロナウイルスの影響が終息すれば、業績は一気に回復する期待が持てます。そうなれば、当然株価も元の水準まで回復する可能性が高まります。

 例えば、飲食業やレジャー関連、ホテル、空運業などが挙げられます。

 また、サプライチェーンの寸断により、部品が納入されず製品が完成しない業種、例えば自動車とか家電、住宅設備などについても、部品の流通がスムーズになれば、業績の回復が期待できます。

 そして、おそらく今後景気も悪化すると思われますが、その後の景気回復局面では、いわゆる景気敏感株の株価も大きく反発する可能性が高いです。

 海運、鉄鋼、自動車、人材派遣関連など、多くの業種で景気回復により業績が向上すれば、株価上昇が期待できます。