中長期ではトリプル・トップ形成か否かの正念場

 最後に中長期のチャートでも確認します。

■(図5)日経平均(週足)の動き(2020年1月17日取引終了時点)

出所:MARKETSPEEDⅡを元に筆者作成

 上の図5は週足の日経平均のチャートですが、2万4,000円台乗せが定着できなかった場面が過去に2度あることが分かります。ここを上抜けできなければ「トリプル・トップ」が意識されることになるため、短期では上値トライである一方、中長期の日経平均は正念場に差し掛かろうとしている状況と言えます。