上昇トレンド銘柄を持ち続けることで利益をしっかりと確保できる

 筆者はブログにて、ADA指数というものを公表しています。これは、投資可能資金を100%とすると、そのうちどの程度株式に資金を投下しているかを表すものです。

 このADA指数の昨年末から1月9日までの推移は以下のとおりです。

・12月30日 59.1%
・1月6日 49.3%
・1月7日 64.4%
・1月8日 52.5%
・1月9日 62.3%

 このように、6日や8日は下降トレンドになった銘柄を売却したため、前日に比べて指数が下がっています。しかし、6日や8日も、その前日に保有していた株の80%は保有し続けており、この状況で翌日以降大幅高になっても、保有株の値上がりによりしっかりと利益を得ることができるのです。

 もし、株価がさらに下げ続けることになれば、下降トレンド転換銘柄から順次売却するためADA指数は日々低下していきます。これにより、塩漬け株を避けているのです。

 7日や9日のADA指数が前日に比べて上昇しているのは、一度売却した銘柄がすぐに反発して上昇トレンドに復帰したため買い戻したことによります。この場合は売ったときの値段より高く買い戻すことも多いですが、大きな負けを防ぐための必要経費として考えれば良いと思います。

 筆者はこの方法により、昨年末から比べて1月10日時点で利益を増やすことができました。

(2)(3)の方法は、うまくいけば大きな利益を得られますが、失敗したときのリスクも高いです。

 大きな損失、大きな失敗を避けたいという方は、ぜひ(4)個別銘柄ごとの株価のトレンドに従って行動するの方法を実践してみてはいかがでしょうか。