(1)まず、クイズです。

 以下のI社チャートには、売りシグナルが点灯しています。

 13週・26週移動平均線ともに下向きで、株価は安値を更新しており、ここから一段安になる可能性が高いと判断されます。

I社株チャート

(注:筆者作成)

 ただし、本連載で毎回ご説明している通り、売買シグナルは100%当たるとは限りません。7割の確率で当たれば、立派な売買シグナルですが、3割の確率で外れることもあります。

 さて、それでは上のI社株について、以下の事情がある場合に、売るべきか考えてください。1~10の問いに、「はい」か「いいえ」で答えてください。

  1. 高値の5,200円で買ったのでここで売ると損が大きい。それでも売りますか?
  2. リバウンドを期待して昨日3,800円で買ったばかりだが、リバウンドしないで3,600円に下がってしまった。それでも売りますか?
  3. 過去に大儲けした相性のいい銘柄でも売りますか?
  4. 父親がかつて働いていた会社ですが、それでも売りますか?
  5. いつも読むマネー誌で最近勧めていた銘柄ですが、それでも売りますか?
  6. テレビによく登場する「名経営者」が社長を務める会社ですが、それでも、売りますか?
  7. 期末の配当金を受け取るための権利確定日を明日にひかえている。それでも、今日すぐに売りますか。
  8. 売ろうとしたら、投資仲間から「そこまで下がったら買いじゃないか」と言われた。それでも売りますか?
  9. 売ろうとしたが、場に買い物があまりない。成り行きで売ると、3%の下値。それでも、売りますか?
  10. 今日はたくさんの人と会う約束があって、とても忙しい。明日ならば、自由時間はたっぷりある。それでも今日売りますか?