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■アンケート連動企画停止のお知らせとお詫び
 
本企画は、読者の皆様に資産形成について再考いただくことを趣旨とし、記事とアンケートを連動させ、アンケートに寄せられた回答に対し、改めて、執筆者・山崎 元による返信原稿を配信する予定でした。
 
しかし、編集の過程において、アンケートの出題および構成が執筆者の意図と異なるものになっておりました。このため、本企画を中止いたします。
 
アンケートにご回答いただいた皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
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「トウシル」編集部の担当者から、「山崎さん、年末年始に向けて、読者に宿題を出してみる企画はいかがでしょうか」と提案があった。読者に「宿題」とは、何とも恐れ多い感じがするし、何よりもイメージが湧かない。数年前まである大学で特任教授という肩書きで先生をしていたが、「楽勝科目のセンセイ」だったので、学生に宿題を出したことがない。

 あれこれ、考えた結果、自分が投資家に伝えたいテーマに関連する宿題を5つほど出題して、回答を募集することにした。

 編集部の回答募集要領に従って、好きな宿題を選んで(複数回答可)、答えを送ってみて欲しい。採点して点数を付けようとするものではないが、秀逸な回答は、来年の解答編の記事でご紹介したい。回答にはハンドルネーム(本名も可)を記していただけるとありがたい。

 では、さっそく、出題だ。

山崎元からの、5つの宿題

1.「サンクコスト」という言葉を使って気のきいた文を作ってください。

2.実際にどうなのかは分かりませんが「現在、日本株の方が米国株よりも良い投資対象である」という仮説を正当化できる理屈を立ててください。

3.出題者は仕組み債券と外貨建ての貯蓄性生命保険は、同じ理由でどちらも買わない方がいいと思っています。なぜでしょうか? 理由を推測して述べてみてください。

4.毎月分配型の投資信託は良い商品ではないのに、よく売れました。理由を行動経済学的に説明してください。

5.運用資金を2,000万円持っている退職者が一般NISA(投資上限枠年間120万円、非課税期間5年)の口座を開きました。この人は、1,000万円程度までリスク資産を持ってもいいと考えています。さて、新しく開いたNISA口座で、どのように投資するのがベストか理由付きで答えてください。