決して将来を決めつけないこと

 2020年になっても筆者のスタンスは決してブレません。株価についていくのみです。強いて言えば、バブル相場になる可能性もあるのではないかと思っています。

 国内外の景気はあまりよくありませんし、懸念材料もたくさんあります。オリンピックが終われば景気が大きく落ち込むとの観測も根強いです。消費増税による個人消費の大きな落ち込みも報道されています。

 株価がここから大きく上昇するイメージはなかなかつかめないのが正直なところではないでしょうか。

 しかし金融経済が肥大化し、株価が必ずしも景気と連動しなくなってきました。「不景気の株高」という言葉もあります。景気が明らかに悪化したら、さらなる金融緩和を中央銀行が実施する可能性も高いです。

 現時点では多くの個別銘柄の株価は上昇トレンドですから、筆者は保有を続けます。2020年も上昇トレンドが続けば引き続き保有をして利益を伸ばし、下降トレンドに転じたら持ち株は売却して損失を最小限に抑えます。

 株式投資で最もしてはいけないことの1つが「将来を決めつける」こと。もしそれが外れたら、大きな利益を取り逃したり、大きな損失を被ることにつながります。

 大きな利益を得たい、そして損失を最小限に抑えたい…。将来を予想するのではなく、株価の動きについていくことをお勧めします。