私が過去25年間の日本株ファンドマネージャー時代に、実践を通じて有効と考えたパターンを解説します。本日は、「クイズで学ぶテクニカル指標(1):急落した成長株」をお届けします。

(1)まず、クイズです。

 成長株として人気のA社株が急落、ここは売り・買い、どっち?

(注:筆者作成)

(2)100%当たるチャートシグナルはない

 こういうクイズを出すと、「チャートだけでは今後の株価はわかりません」とお答えになる方もいます。その通りです。チャートに基づく投資判断は、100%当たるものではありません。

 ただし、チャートのパターンを見ることで、統計的に今後上がることが多いか下がることが多いか判断することは可能です。統計的に、7割の確率で上昇するチャートのパターンがあれば、それは立派な買いシグナルです。

 100%当たるものでなくても、チャートのシグナルを見て売買するのは意味があることです。7割の確率で上昇するパターンが出たら買いを実行、上昇すれば利益が得られます。もし3割の確率で外れて下がったら、その時はさっさと損切りするだけです。7割で当たるパターンのチャートで勝負し続ければ、長期的には利益を稼ぐことができるはずです。