株式好調、銀がビットコイン超えの大急落

 米中両国が、競うように引き上げた関税の一部を引き下げることで合意する期待が高まり、日経225[株式]NYダウ[株式]S&P500[株式]ナスダック[株式]S&P500[株式]などの主要国の株価指数、および世界の景気動向に価格が左右される傾向がある原油[商品]銅[商品]の上昇が目立ちました。

 また、この状況において、貴金属銘柄で最も取引量が多い金[商品]が、資金の逃避先というメリットが薄れて下落。同じ貴金属の銀[商品]はそれに追随して下落し、節目となる18ドルを割れて売りがさらに加速。比較的平時でも変動率が高いビットコイン[暗号]を上回る下落率となりました。

 2019年11月4日(月)~11月8日(金)までの週のジャンル別騰落率

※楽天証券のマーケットスピードⅡのより楽天証券作成。(ビットコインを除く)
※ビットコインはCME(シカゴマーカンタイル取引所)の先物(期近)価格
※騰落率は、当該週の週足の始値と終値を参照して算出。(終値-始値)/始値